2011年06月23日

レ・ミゼラブル

本田美奈子さんも出演していた、ミュージカル「レ・ミゼラブル」が昨年、25周年を迎えたそうです。
先日、偶然なんですが衛星放送で「25周年記念コンサート」を見る機会があり、とってもよかったので、ブルーレイ・ディスクを買いました。

レ・ミゼラブルの初演は1985年のロンドンだったそうです。奇しくも、本田美奈子さんのデビューと同じ年です。

ミュージカルの歴史にレ・ミゼラブルが出現したのと同時に、本田美奈子さんも日本で歌手としてデビューし、このミュージカルの
日本公演に出演することになったわけです。

このコンサートが行われたのは、2010年の10月、ロンドン「O2アリーナ」。
ミュージカルそのものではなく、楽曲コンサート名ので舞台には堂々とスタンドマイクがたくさん置いてあり、出演者はほとんど前、つまりお客さんのほうを向いて歌います。
数百人のオーケストラ、数百人のコーラス、ミュージカルというより歌劇、オペラ、いやクラシックコンサートといった豪華さです。
ブルーレイディスクの画質は素晴らしく、いつものネットサーフィンでは全く気が付かなかったディスプレイの汚れがびっくりするほど邪魔になってしまって、
まずはディスプレイをきれいにすることから始めることになりました。ブルーレイおそるべし。

主役のジャンバルジャン役は、英国を代表するテノール歌手、「アルフィー・ボー」。
言うまでもないことですが、見事なものです。半端な金管楽器は負けるんじゃないでしょうか。非常に伸びやかですごい声量でそして聞きやすく美しい。
本当に聴き惚れてしまいます。

そして特筆すべきは、ファンティーヌ役の「レア・サロンガ」。
「ミス・サイゴン」のロンドンオリジナル・キャストで美奈子さんと同じキム役を演じた名優です。
前半に登場するレ・ミゼラブルの名曲「夢破れて」で圧倒されました。その歌唱力もさることながら、演技の表現力が半端ではありません。
そのパフォーマンスからほとばしる感情のエネルギーは、瞬く間に会場全体に広がり、彼女が表現しているのと同じ感情にすべてを陥れてしまいます。
そしてその卓越した歌唱とこの感情表現を同時に行うのです。
うまく表現する言葉がこれ以上出てきません。ぜひこのコンサートを良い音質、良い画質で観ていただきたいと思います。

その他のキャストも、歌も演技も見事なもので、圧倒的に観客を魅了していました。
楽しさを表現する場面では、その表現者が発するエネルギー的なものが観客を包み込み、観客は本当に同じ楽しい気持ちになってしまう。
そして悲しい場面では、表現者が作り出すオーラというか、目に見えないエネルギーがウワーッと会場に広がり、瞬く間に観客を意図する世界に引き込んで、
包み込んでしまう。

最後のカーテンコールでは、25年前のオリジナルキャストが登場、現在のキャストとともに素晴らしいコラボレーションを繰り広げます。
ああ、文字ではどうにも表現不可能です。

本当に素晴らしいミュージカルです。
ミュージカルを見逃した方も、ぜひこのコンサート収録だけでもご覧になってください。

posted by ならぴー at 00:06| Comment(0) | 日記
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